派遣に行ってみた

今日、生まれて初めての派遣に行ってみました。
同じ動きを高速に何度も何度も・・・
7時間労働で軽作業だったのですが、
跳び箱で失敗したかのように手首が痛い。
素人のくせにバットの素振りをいきなり何百回もやったかのようにひじが痛い。
古い団地の低い台所で洗い物を一週間分したぐらい腰が痛い。
それで、時給800円。
800×7=5,600
=1GBのiPodShuffle
  ・・・なかなか
=百円ショップで56品
  ・・・おぉ
=三ツ矢サイダー500ml5週間分
  ・・・これはすごい!
=近くのツタヤでシングルCD当日レンタル60枚
  ・・・すげーぜいたくに聞こえる
=新大阪~名古屋間を新幹線の自由席で
  ・・・(゜Д゜たった50分
=つけたらやってたTV通販の美容石鹸
  ・・・石鹸ごときがっ
=月の土地1エーカー+火星の土地1エーカー
  ・・・(´・ω・`さて安いのか高いのか

っという感じですが、
とりあえず、将来派遣にはなりたくないっ と思った。
なぜかというと、
タバコ吸ってる人が多いから!
…というのも大きな理由になるけど、
一番の理由は、
決まった作業を繰り返すよりも
何か考えながら、オリジナルなことをしてみたい。
毎回毎回違うことをしたい。
と、必死でベルトコンベアーと戦いながら思ったから。
同じ作業を繰り返すのがただ単に辛い、というのもあるけど
その場に他の人もいるのに、まったく他人のように
そして機械になった様に淡々と作業しているのが嫌だった。
自分で考えてやる何かというのは、
全部周りの人とのコミュニケーションになると思う。
せっかく人と一緒に働くなら、そういうことをしたいと思う。
芸術なんかはまさにそれで、それが目的だし、
もの作りも、デザイン、機能、構造、システム…
何か思いついて、自分はこんなものを思いついた!
というのが、自分を伝えることで、
現場にいる人とのコミュニケーションになる。
完成した物を見た人がどんなふうに評価してくれるか
自分が考えたことを評価してくれるか
そんなことを思うだけでワクワクする。
小さい頃描いた絵に、我ながら、
これは絶対にガキの創作物じゃねぇ…
(素晴らしい、という意味↑↑)
と思う作品がある。
小学校では漢字テストは零点で
宿題は毎日忘れて
授業中は空想ばっかしてた。
そして家に帰ったら何か作ったり
兄弟とやる新しい遊びを考えた。
・・・僕は昔から作るのが好きだった。
最近、
株や為替に興味を持って、
(ネットで見る『こんなに儲かる!』という広告などを見て…)
金融恐慌のニュースを見ては
今のうちにドル買っとけば。。。とか、
最近の円安を聞いて
やっぱ買っとけばよかった。。。とか思ってるけど、
そもそもお金儲けに興味を持つようになったのは
中学校に入って、
いつまでも自分の好きなことばかりしていちゃいけない。
ちゃんと勉強して、将来のこと考えなきゃ・・・
なんて事を思い始めてからのこと。
株、為替・・・
安く売って高く買う
数字とにらめっこ
何の創造性もない。
つまるところ、今日の単純作業の派遣と一緒。
給料の問題以前に、やってる僕は楽しくなかった。
派遣でも事務でも経理でも公認会計でも
株でも土地でも先物でも為替でも
運送でも配達でもない。
何か自分が表現できる仕事ができたらいいなと思う。
・・・単純労働といえば、
僕は掃除が大好きだ。
小学校の時だったが
クラスで掃除が終わった後、
一人でもう一度掃除をしていた。
たまに友達の家でトイレを借りるとひそかに掃除する。
きれいになったのを見て驚く人の姿を想像しながら。
それから、僕は手品も好きだ。
つまり、自分の創造物や、自分がしたことが
誰かに感動を与えるのが楽しいんだと思う。
 いつまでも自分の好きなことばかりしていちゃいけない。
 ちゃんと勉強して、将来のこと考えなきゃ・・・
そう思ったあの日から、どうもパッとしない人生な気が…。
中学校に入るまでが創造性を追求した人生で、
その集大成が『永遠の12歳でありたい』あの日々。
中学校入ってから今までが…
なんて言うんだ?金?と地位?安定?学歴?を求めた人生。
その集大成が機械的、非創造的という意味での派遣。
前の人生のほうが面白かった!
後者はいやだ!
というわけで、これからは、
何かを作る、作ったものを通して誰かを感動させる、
そしていつかそれで食べていけるような、
そんな人生を目指してみたいと思う。
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スター・ウォーズ

スターウォーズエピソード3のテレビ放映をみた。
感想は、
なんだか他の作品のような臨場感、
ハラハラ、ドキドキするような感覚があまりなかった。
壮大なストーリーの途中のエピソードであり、
一番最後に作られるエピソードであるため、
ほかの作品との結合、壮大なストーリーの完成のために
この作品の中に詰め込まなければならない事は大量にあったのだろう。
そのためか話の展開が『スムーズに進む』というか、
起承転結の転、驚きの出来事、見てるほうがじらされ、
作品に引き込まれていくような紆余曲折があまりなかった。
他の作品を既に見ているため展開はある程度読めてしまうので
その流れの中に何か工夫がなされていたらなぁ
と少し残念に思ったりもした。
でも最後に、建設中のデス・スターと
レイアが引き取られたオルデランの大地と、
ルークを引き取る義父母が映ったとき、
すべてが繋がり、壮大なストーリがフラッシュバックする。
逆に今まで迫力に欠けていた流れと対になって感動を増幅する。
このクライマックスは、この感動は、
スターウォーズエピソード3だからこそできたものだと思った。