Mac OS X で VirtualBox と Parallels Desktop を同時に使用するとコンピュータが強制再起動する

 

Mac上でParallelsとVirtualBoxを同時に使用すると、
Macが強制再起動してしまう問題が有ります。

この問題について詳細と、回避策をご紹介します。

ParallelsにはVirtualBoxと併用すると
Macが強制再起動してしまう問題が有ります。

この問題は、
「サードパーティ製仮想エンジンが、
 実CPUとの整合性を担保しないという動作不良に起因」
するそうです。

Parallels側からの解決策は存在せず、
Parallelsの最新版、Parallels Desktop 9 for Macでも発生します。

KB Parallels: Mac reboots when you attempt to launch Parallels Desktop 8 and Virtual Box simultaneously

2015/06/12 更新
Parallels Desktop 10 では解決したようです。

Resolution
For KVM:
Set the KVM module variable vmm_exclusive to 0.
for Virtual Box:
Upgrade Parallels Desktop to version 10.

以下、Parallels Desktop 9以下を使用しなければならない場合です。

というわけで、ParallelsのWindowsでExcelの仕様書を読みつつ
Vagrant(VirtualBoxの仮想マシンを簡単に取り扱う開発ツール)で
仮想サーバーを起動してプログラミング、、、

という技を為そうとすると、Macが突然終了してしまい、
全ての保存されていない作業が吹き飛んでしまいます。

なので、Mac用仮想環境の新規購入はVMWareFusionがいいと思います!
・・・でも、Parallelsのほうが安いから、
会社支給はParallelsだったりするんですよね!!

さてそこで、強引な解決方法をご紹介します。

いっそWindowsもVirtualBoxにする!!
嘘です。それも1つの選択肢ですが。

古いVirtualBox (4.2.12) にダウングレードすることで、
VirtualBox側からParallelsの問題箇所に触れないようになるようで、
問題の発生を回避することが出来ます。

4.2.12はこちらから見つけて下さい。
Download VirtualBox (Old Builds): VirtualBox 4.2

4.2.12なら落ちない、という報告
Kernel Panic when run virtual machine…: Apple Support Communities

If you downgrade to VirtualBox 4.2.12, the problem will go away. I don’t like the idea of staying version locked indefinitely, but it’s a fix for now.

しばらくVirtualBox4.2.12とParallelsを併用していますが、
4.2.12にしてからMacが再起動することはなくなりました。

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