BootCampのWindowsのパーティションサイズを変更したい(拡張・圧縮)Wincloneを使う

 

BootCampで作成したWindowsのパーティションは、
サイズを変更することはできません。

できません。
だけどパーティションを、広げたい、縮めたい。。。

こんな時は、Winclone For Macを使用します。

このソフトは、BootCampのWindowsパーティションを
まるまるイメージとして保存(バックアップ)することができるソフトです。

つまり、一度バックアップして、
BootCampのパーティションを削除して
新しく希望のサイズに切りなおし、
そこへバックアップしたWindowsを戻せば
結果的にはBootCampのパーティションを変更できたことになる!

ということです。

Wincloneのインストールから起動まではこちらのサイトが参考になります
Boot CampのWindowsパーティションのサイズを変更するには

ただ、古いバージョンを使っているようなので
操作画面に違いがあります。。。

あと、起動するにあたって、
Windowsのパーティションの中身(NTFSという規格のデータ形式)
が読み込めるようにするために、
NTFS用のプラグイン的なものをインストールしようとするので
指示に従ってください。

ではバックアップ、BootCamp仕切り直し、復元の手順を解説します。

1.ファイルシステムはNTFSか?

このソフトがバックアップするのはNTFS形式のWindowsパーティションです。
したがって、FAT32でフォーマットされていて読み込めない場合は、
(Windowsの領域が32GB以上なら確実にNTFSらしい)
ここを参考にNTFS化してください→Windows XPスマートチューニング

2.Tools『Shrink Windows (NTFS) filesystem』

これは、現在のBootCampパーティションをより大きくしたい人は飛ばしても大丈夫。

しかし、パーティションをより小さくしたい人は絶対やってください。
wincloneで作成したイメージは、
元のパーティション以上の領域にでないと復元できません。

たとえ100GBのパーティションのうち10GBしか使っていなくても
そのままバックアップを取ると100GBに還元されるイメージになってしまいます。

それを、必要な分だけ=10GBのイメージにさせるのが『Shrink』機能なのです。

ToolsからShrink Windows (NTFS) filesystemを選択、
BootCampパーティションを選択してShrink。
かなり時間がかかりますが、気長に待ってください。

3.Buckup (最新版ではimage?)

shrinkした後であれば、
イメージのサイズが実際に含まれているデータ量とほぼ等しく表示されるはずです。
これでソフトの画面右下のimageボタンを押せば、
バックアップイメージの作成が開始されます。

4.BootCampでBootCampパーティションを削除

BootCampを立ち上げ、BootCampを削除。

5.BootCamp、再び。

Macだけになったハードディスクを、再びBootCampでWindowsのパーティションを作成。
今度はサイズをしっかり計画的に。

6.Wincloneより、バックアップしたイメージをRestore

Restoreモードで作成したバックアップをBootCampパーティションにRestore

以上で完了です!

次回Windows初回起動時は、
Windowsがパーティションの変更をチェックするため
水色の画面に英語でずらずら何かが出てきて
パーセンテージが上がっていき
3ステージのチェックが済むと自動で再起動します。

再起動後も、新しくなったパーティションの読み込みが行われ
再起動が必要ですと言われるので再起動してください。

このとき、実行中・応答していないプログラムが出てくることがあるが
これを『すぐに終了』してしまうと、
次に立ち上げる時にWindowsのロゴの画面で
ずっと先に進まなくなることがある。

電源ボタン長押しで強制終了すればいいのだけれど。
(こういう荒療治をすると次回起動時は、
 『正常に終了しませんでした。セーフモード?回復?通常?』
 とか聞かれることになりますが通常起動でおっけー。たぶん)

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