日記が好きな日本人

 

世界で最もブログが普及している国、日本。
このサイトもブログである。

ブログとは元々、時事評論を書くために生まれたシステム。

トラックバックはその記事を書く時に参照したサイトに対して
引用と、自分がそれに対して意見を言っていることを知らせるための機能だ。

日本人はそんな、意見表明手段としてのブログを
日記を記録して不特定多数の人間に読まれるための道具として利用している。
コメントやトラックバックはコミュニケーションの手段だ。

2009年9月30日の集計でmixiの利用者は1700万人。
mixiはかつて招待制であったため
(現在は登録制となっている)
ある程度「顔の見える」コミュニティーという感覚がある。

そこには一昔前なら
絶対ネットに後悔してはいけないと言われたような
非常に個人的な内容が実に詳細に書かれている。

携帯ガラパゴス日本。
ブログガラパゴス日本。
日本人って変だなぁと思う所であるが、

さて、思えば枕草子やら
古代から日本を代表してきた格式高き文学とやらも
個人的な「日記」だったのである。

日本でこんなにも日記ブログが流行るのには
それだけの伝統的下地が有るのだ。

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