MacからWindowsのNTFSファイルシステムに書き込み可能にする by NTFS-3G

NTFS-3G for Mac OS Xというソフトを使うと
簡単にIntelMacから
NTFS(例えばBootCampパーティション)
のファイルシステムに書き込みが出来るようになります。
　注：コマンドライン操作で可能にする場合はこちら

ではダウンロード・インストールの手順を紹介します。

NTFS-3G for Mac OS X 配布サイト

リンク先の配布ページではブログ形式で、
有料版のTuxera NTFS for Macと
無料版のNTFS-3G for Mac OS Xが配布されています。

NTFS-3G for Mac OS X の記事の一番新しいものから、
NTFS-3G for Mac OS Xをダウンロードしてください。

インストール途中、Changing mode という手順がありますが
このとき『No caching』と『UBLIO caching』を選択させられます。
とりあえず、No caching を選択しましょう。

cachingを有効にすると、パフォーマンス向上の為に
バックグラウンドでキャッシュの書き込みを行ったりします。
この途中にマウントの解除をしてしまったりすると
エラーが起きるようになったりする可能性があるので、
Macから下手にWindows領域を掻き乱す事の無いように
詳しくない人はとりあえずNo cachingを選択するのが無難です。

最後、概要のステップで
再起動をするか、
そのままウィンドウを閉じて
ディスクユーティリティでNTFSパーティションを
アンマウント・再マウントする事で、
NTFSへの書き込みが可能になります。

試しにBootCampや外付けHDDなどのNTFSにアクセスしてみましょう。
右クリックのメニューに
『新規フォルダ』というメニューが現れるようになったはずです。

注意すべきは、隠しフォルダも表示されています。
BootCampでWindowsを使っている場合、
誤ってWindowsのシステムファイルなど
大事なものを変更しないようにしましょう。

・参考・
NTFS書き込み可能状態は
システム環境設定＞その他＞NTFS 3G　を選択
出てきたパネル左下のロックをクリックし解除、
NTFS-3G status: Enable Disable
とあるところでDisableのボタンを押すと
書き込み不可能にかわります。
使わないときはDisableにしておくと安全です。

NTFSの読み書きを可能にし、NTFS領域がマウントされた状態で
App Store の画面上部『アップデート』をクリックすると、
アプリケーションが応答しなくなるケースがあるようです。

また、同様の状態で、iPhotoを起動しようとすると、
応答しなくなるケースがあるようです。

対処はこちら
iPhotoが起動しない・起動が遅い・『応答しません』と表示される