Ubuntu10.04はインストールしてもいろいろと
(私の力でできる範囲では)機能に限界がありましたが
11.04は標準で音が出て、
二本指タップで右クリック扱いになり
グラフィックの設定をミスっても画面が(ギリギリ)見える
Bluetoothも使えそう(機器が無く確認不可)
と、かなり易しくなっています!
ただ、一つ大きなハードルがあります。
インストール完了後、再起動し
インストールされたUbuntuを立ち上げると。。。
10.04の時のように、
「追加のドライバでプロプライエタリなドライバが利用できます」
と無線LANのドライバ(Broadcom STA)が出てくるのですが、
これを、
有功にする としても 、、、できない。
/var/log/jockey.log に出力されるところによると
/sys/module/wl/drivers does not exist, cannot rebind wl driver
・・・確かに、そんな場所は探しても、ない。
しかし、
このブログではそんな最後の一歩をクリアして
誰でもマネ出来るようにしてしまうのです!!
※ただし有線LAN接続用USBか、
USB接続式通信機器が必要です。WiMAXなど。
というわけでUbuntu11.04のMacBookAirデュアルブートの記録・・・
(正しくはWindowsXPとのマルチブート)
※この記事は主にインストールの解説です
※MacBookAir用にドライバなどを調節するのはこちら
MacBookAir3-2(2010Late)でUbuntu11.04
~インストール後のFnキー、輝度、音量、グラフィックのセットアップ~
※Mac環境にできるだけ近づけるカスタマイズはこちら
MacBookAir用にUbuntu11.04をもっと使いやすくカスタマイズ
rEFItをMacにインストール。
http://refit.sourceforge.net/
ここからrEFItのMac disk imageをダウンロード、マウントし
インストールパッケージを実行するだけでよい。
インストール済みなら再度は不要。
そして以下を推奨します。
TimeMachineで全部をバックアップ
BootCampもしていれば、wincloneなどでまるごとバックアップ
※操作ミス対策及び、
不安定で、インストール中にフリーズし、
何かがおかしくなったりする。
ディスクユーティリティでハードディスクを選択し
Ubuntu用パーティションを作成する。FATにでもフォーマット。
ひとまず再起動
外部CDドライブを接続、
Ubuntu11.04のライブCDを挿入
再起動
rEFItの起動選択画面でCDのLinuxを選択
(表示されないときは 一番最後の青い矢印の項目、reboot)
(それでもダメな時・・そのドライブはCD起動対応?)
(※私の環境は、純正superdriveです)
画面が紫になり、
画面下の方に【キーボード=人】の絵が出てきたら、
すかさずどれかキーを一回押す。
メニューが出てくるので、
デフォルトの 試す を選択したまま、F6を押す。
(詰まるところ、起動スタート以降F6を連打していればよい)
矢印キーとreturnキーを使って
nomodeset を選択(×がついた状態に)し、 escキーを押す。
続いて、
画面下方に 起動オプション ・・・・・・・・・~~~~=・・・–
と英語が並んでいるのを確認。
キーボードから reboot=pci と入力する。
すると、この部分の右端にそのまま追記される。
そして enter/return キーを押していざ起動。
音が微かに出て感動の起動後、
一段落したところで
無線ドライバが使えますよと言ってくるので
Broadcom のドライバを有効にする。
※クリックは、トラックパッドを押し込む必要は無い。
通常ノートの様に、タッチだけでクリック判定になる。
二本指で右クリック、
トラックパッド右の方を上下になぞるとスクロール。
無線に接続。
接続が確立されたら
画面左上のほうの インストールアイコンをダブルクリック。
言語を選び 次へ
「Ubuntuのインストール準備」三つチェックがついているのを確認、
※無線が不安定/相性が悪いと接続していてもバツの事あり
インストール中にアップデートをダウンロードする にチェック
このサードパーティ・ソフトウェアをインストールする にチェック 次へ
注意:無線接続の相性が悪いと途中で接続が途切れ
フリーズしてしまうことがある。
安定した接続でインストールを行うこと。
FONルーターでダメでした。WiMAXのNEC製Atermで成功
「ディスク領域の割り当て」は、
必ず それ以外 を選択。
必ず それ以外 を選択してください。確信犯でない限り。
でないとハードディスクの方式が変わってしまいます。
次の画面へ。
ここが最後の、とても重要な作業です!!
パーティションを選択し、ブートローダーのインストール先を選択する画面です。
(プログラムソフトウェアのエラーとやらが出てきてもキャンセルor報告して、続行)
Ubuntu用に作ったパーティションを選択し
変更
タイプ ext4 等フォーマット、
初期化 チェック
マウントポイントは /
適用
まだ次にいかない!
そして忘れずに、
Device for boot loader installation:を、
Ubuntu用のパーティションと同じにする!!
Ubuntuを/dev/sda3にインストールなら
Boot loaderも/dev/sda3に!!
パーティションは、前から何番目かで表記される。
一番目のパーティションは /dev/sda1何もしていなければMacBookAirの一番目は特殊なパーティションになっている。
Mac本体が入っているのは /dev/sda2
そこへ新しくパーティションを作ったならそれは /dev/sda3 となる。なお、BootCamp環境でパーティションを変更すると
Windowsの場所が変わる
(sda3が、前にUbuntuが割り込んでsda4に繰り下がる)
これで起きる問題についてはこちらの記事を【ブートローダーとは】
OS本体が起動する前に読み込まれる。通常OSが一つだから、
選択画面を見せずにOSに移動するためあまり馴染みがないかも。で、普通ならこのブートローダーをハードディスクの頭に入れて
最初に読み込ませてからOSを選ばせるのだけど、
似たように、起動ディスクを選択できるrEFItを入れてあるので、
rEFItからUbuntuパーティションが呼ばれたときだけ
Ubuntuのブートローダーが出てくればよい。
よってブートローダーはUbuntuのパーティションにいれる。もっと詳しい話は、
ブートローダーでハードディスクすべてが管理されていると
そのハードディスクはマスターブートレコード(MBR)方式となる。
MacOSはそれとは違う方式のGUID方式である。したがってUbuntuのブートレコードはMacに干渉しないように、
Ubuntuのパーティションに入れるのがよい。なぜ手動設定したかはこれが理由で、
自動にするとハードディスクがMBR方式にされてしまう。
これでインストールを開始。
以降は指示にしたがって入力。
途中、CDの回転が止まり、(まだ大丈夫)
さらにマウス操作を受け付けなくなり、(あれ)
やがて光学式マウスの光が消えたりしたら、(もうだめ)
フリーズした可能性がある。
LiveCDがエラーなく焼けているか、
CDドライブに衝撃を与えなかったか、
無線LANが不安定、相性が悪くないか、
確認する。
インストールが終わると、再起動するかと聞いてくるが、
まだ設定が残っている。 後で を選ぶ。
アプリケーション、アクセサリから端末を選び、
次のとおり実行していく。
cd /tmp
mkdir mntroot
sudo mount /dev/sda3 mntroot※以下、『sudo mount –bind』の『–bind』は
ハイフンが2つである事に注意。sudo mount –bind /dev ./mntroot/dev
sudo mount –bind /dev/pts ./mntroot/dev/pts
sudo mount –bind /proc ./mntroot/proc
sudo mount –bind /sys ./mntroot/sys
sudo chroot mntrootsudo vi /etc/default/grub
(sudo vi /etc/default/grub.conf??)viエディタでファイルが開かれるので
(10.04はgeditでメモ帳感覚編集が可能だったが、
ちょっと難易度が。つまづいたら【vi 使い方】で検索)GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash”
とある部分を探し、quiet splashの後ろ(“)にカーソルを合わせる
(矢印キーで操作できる)i (アイ) キーを押す。その瞬間編集モードになる。
(矢印キーも文字扱いになる)「 nomodeset reboot=pci」と書き足す。
(スペースnomodesetスペースreboot=pci)※途中もしも間違えたときは、
escのあとuを押すと、
iを押して以降の編集がすべて元に戻る。
もう一度iを押してリトライ完了したら、escキーを押す。
次のようになって、また矢印キーが有功になる。
GRUB_CMDLINE_LINUX=”quiet splash nomodeset reboot=pci”成功したら、
:w returnキー
(保存)
:q returnキー
(閉じる)取り返しがつかなくなってやり直したければ
:q! enterキー
(何も保存せず閉じる)
sudo vi /etc/default/grub からやり直しこの設定でで画面が正常になり、再起動も可能にる。
設定を適用するために、sudo update-grub
を実行し作業完了。
sudo shutdown -r now
(再起動)
ディスクが排出されたら抜き取って、return、再起動。
rEFItに表示された(はず)のLinuxを選択
ブートローダーが読み込まれ起動メニューに。
何もしないで待つか、一番上が選択された状態で
returnキー を押す。
※このブートローダーの名前はgrub2と言う。
カスタマイズでこの選択画面を無くし直起動など
いろいろできる。やりたい人は検索※起動過程で画面が半ば
写らないアナログテレビチャンネルの様に
砂嵐を伴い、起動後も竜巻に飲まれたようになったなら
nomodesetの設定が出来ていない。
ディスプレイ左端は普通に見えるのでその空間をうまく使い
起動後端末から
sudo vi /etc/default/grub
nomodesetの書き込み、上書き
sudo update-grub
再起動の手順をとることになる。
起動が始まると、なにかのエラーが出る。
グラフィックドライバが入っていないのが原因。
あとで入れるので大丈夫、
マウスカーソルがすぐ出てこないけどビビらず、
出てきたら、ひとまず閉じる。
デスクトップが起動する。
ここで、冒頭の通り、
インターネットに接続できない。
ドライバがインストールできない。
打開策としては、
無線ドライバを再インストールしなければならない。
すなわち、インターネットに接続しなければならない。
USBで有線につなぐ等してインターネットに接続。
これには有線LAN-USB変換コネクタが必要です。
持っていなければ借りてくるか、
私の場合、NEC製のWiMAXルーターAtermを
USBで挿しても一瞬でつながりました。
※マネする場合、先端の変換アダプタをつけたUSBではなく、
専用の、直でatermの端子になっているものを使うこと!
有線、または通信機器を接続しインターネットにつなげたあと、
以下を実行してBroadcomドライバを再インストール
$ sudo apt-get –reinstall install bcmwl-kernel-source
–reinstall はハイフンが二つです!
(そもそも再インストールではなくてインストールかも?
でも再インストール指示でも出来るからとりあえずこれで確実)$ sudo reboot
再起動
今度は無線が使えるはず!
続いて、グラフィックドライバも入れる。
システム システム管理 追加のドライバ
NVIDIAのドライバを有効に、再起動。
見た感じがとっても変わって
ビックリしながら起動完了!
※インターフェースが変わります。
※一番右上、ユーザー名の横のスイッチボタンを押して
一番下、システムの設定を押すと
諸々の設定項目が出せます。
※画面左にマウスを合わせて出てくるバーの
下の方にある+が描かれた虫眼鏡を押すと
アプリケーションメニューが出てきて
右上からすべてのアプリケーションへいけます。
端末はアクセサリです。
ネットが整って、グラフィックも導入出来たら、
後はどうにでも融通がきくでしょう。
というわけで続きはここを参考に。。。
https://help.ubuntu.com/community/MacBookAir3-2/Narwhal
輝度調整などできるように。。
※日本語訳で解説記事書きました
MacBookAir3-2(2010Late)でUbuntu11.04
~インストール後のFnキー、輝度、音量、グラフィックのセットアップ~
※Mac環境にできるだけ近づけるカスタマイズ
MacBookAir用にUbuntu11.04をもっと使いやすくカスタマイズ
MacBookAirでUbuntuブータブルなUSBフラッシュメモリを作ってみた « しゃるる丼 on 2011年7月28日 3:38 PM
[...] AirにUbuntu10.10をインストールしました – 新大阪で働く社長のlivedoorBlog MacBook Air Late2010 に Ubuntu 11.04 をマルチブートインストール : にわタコのblog Macbook Air 11inchにUbuntu 10.10をインストールした – [...]