※新しい記事、Ubuntu11.04をMacBookAirにインストールがあります!
※新しい記事、Ubuntu11.04のMacBookAir用設定方法があります!
MacBookAir(Late2010)11インチ
(128Gフラッシュストレージ、1.6GHzCPU、4GBメモリ)
へUbuntuをインストールしました。
Mac、WindowsXPのデュアルブートに
Ubuntu10.04を加えてトリプルブートにします。
今回Swap(ハイバネートに必要)領域(専用のパーティションが必要)
は作成しませんでした。
swapにはメモリの1〜2倍の容量が推奨されていますが、
そんなに確保するとディスク容量がなくなるので。。。
インストールは
LiveCDで起動する、という所からつまずき、
無事インストールできた現在も音が出ないなど
ドライバがすべてあたっていない状況ですが
無線やグラフィックはちゃんと出来ました。
(本記事最後に順次更新追加
1/27:音が出るようになりました
以下、手順を紹介します。
ディスクユーティリティでUbuntu用パーティションを作成。
BootCamp環境下のためMac、Ubuntu、Windowsの順になる。
フォーマットはとりあえずFATにしておいた。
注:
BootCamp環境で新しいパーティションを作成する場合、
BootCampはハードディスクの一番後ろに確保されているため、
Windowsのパーティション番号が一つ後ろになることになる。
なのでパーティション作成後は
WindowsパーティションルートのBoot.iniを編集し
(ここでの場合)partition(3)となっていたところに1加え
(4)とする必要が出てくる。
これについて詳しくは過去の記事を参考に。
(Macでパーティションを変更したらWindowsXPが使えなくなった人へ)
パーティションを作成したら
いよいよLiveCDからの起動ですが、
MacBookAirでUbuntuLiveCDが画面真っ暗になり起動しない(過去記事)
という問題が発生しました。
これはUbuntu10.04から標準搭載された
KMSというビデオチップセットに関わる技術に起因する問題で
環境によって画面出力に問題が発生するようです。
MacBookAirは運悪くこの問題が発生する環境のようです。
この問題を回避する為には、
ディスクから起動する際途中に表示される、
キーボードと人が下の方に描かれた画面になったとき
どれかキーを押す事でメニュー画面を開き、
F6キーを押してnomodesetを選択してから起動する事で解決します。
nomodesetを設定したら、
インストールせずにUbuntuを試す を選択しUbuntuを起動します。
起動すると、
無線も使えない状況になっていますが、
しばらく待っていると
『制限付きドライバが利用できます』
というポップアップが現れます。
現れない場合は、
システム>システム管理>ハードウェア・ドライバ
で利用できるドライバを捜してください。
無線LANどビデオカードのドライバが利用できますが、
無線LANのドライバを有効にします。
(Broadcom STA ドライバというやつ)
※ビデオカードドライバを有効にする為には再起動が必要。
しかし再起動するとすべてリセットされ、結局意味は無い。
加えていっておくと、
環境の問題でデフォルトでは再起動も正常に作動しない。
ネット接続を有効にしておくと、
アップデートを読み込んだ上で
インストール出来るようになります。
ネットが接続できるようになったら、
デスクトップのUbuntu10.04LTSのインストール
を実行。
ウィザードに従って
・言語の設定
・タイムゾーンの設定、
・キーボードレイアウトの設定
(自分で選択>Japan>Japan-Macintosh)
・ディスクの準備
(手動でパーティションを設定する)
・パーティションの準備中
(Ubuntu用に用意したパーティションを選択、変更
利用方法:ext3ジャーナリング
パーティションの初期化:チェック入
マウントポイント:/
OKを押してしばらく待つ)
ext4を選択すると動かなくなったがもっと待てばよかったのか?不明。
進もうとすると
『スワップスペースとして使うパーティションが選ばれていない』
と警告が表示されるが、今回swapは使わない事にしたので続行。
・あなたの情報 の入力
・ドキュメントと設定のインポート
Windowsからドキュメントなどをインポートできるみたいです
・準備完了 ここで、『拡張』ボタンを押す。
>ブートローダのインストール先を、
Ubuntu本体と同じパーティションに設定する。
・インストール
インストール完了後、
電源は切らない。再起動もしない。
続いて作業を行う。
nomodesetでの起動を
インストールしたUbuntuにも適用しなければならない。
アプリケーション>アクセサリ>端末
より、コマンドを入力して
インストールされたUbuntuをマウント、
起動命令的なファイルを書き換える。
cd /tmp
mkdir mntroot
sudo mount /dev/sda3 mntrootsudo mount –bind /dev ./mntroot/dev
sudo mount –bind /dev/pts ./mntroot/dev/pts
sudo mount –bind /proc ./mntroot/proc
sudo mount –bind /sys ./mntroot/sys
sudo chroot mntroot※『sudo mount –bind』の『–bind』は
ハイフンが2つである事に注意。sudo gedit /etc/modprobe.d/blacklist.conf
テキストエディタでファイルが開かれるので
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash”
とある部分を次のようになるよう、書き換える。
GRUB_CMDLINE_LINUX=”quiet splash nomodeset reboot=pci”
これで画面が正常になり、再起動も可能に。上書き保存。閉じる。
sudo update-grub
を実行し作業完了。
以上が完了したら電源を切ってください。
(インストールディスクから起動しているUbuntuは
依然再起動できないままである)
初回起動時、再び無線LANドライバを有効にして、
今度はグラフィックドライバも有効にします。
再起動すると、綺麗な画面になっていると思います。
MacBookAirで使うためのドライバに関しては
以下のサイトを参考にしてください。
まだ私の方では完璧な動作を実現していません。
http://tomoppy.wordpress.com/2010/11/12/macbook-air%E3%81%ABubuntu/
http://d.hatena.ne.jp/chobi_e/20101030
http://d.hatena.ne.jp/Craftworks/20101115/1289846714
最後に、UbuntuからBootCampパーティションをマウント、
ルートにあるBoot.iniに書かれたWindowsのパーティション番号を修正し、
保存して再起動、Windowsを選択すると無事起動される事を確認。
トリプルブートが実現した。
ドライバ当ての記録
これで一通りのドライバは入れてくれるらしい。
sudo apt-add-repository ppa:mactel-support/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
しかしMactelプロジェクトはLate2010に対応していない様子。
Rhythmboxを起動、楽曲を視聴するとイヤホンでなら聞ける。
最初から聞けたのか、Mactelのおかげなのかは不明。スピーカーを有効にする。
sudo gedit /etc/modprobe.d/alsa-base.conf
開かれたファイルの一番最後に一行、
options snd-hda-intel model=mb5
を追加。これで音が出るようになる。
右上スピーカーマークを押してサウンド設定を開き
スピーカーおよびマイクのミュートを解除。
alsamixer
F3キー:再生>Front Sp を←→キーで選択しMキーでミュート解除、
『MM』表示が『00』表示になればよい。↑でとりあえず100に。
録音は、
F4キー:Surround Speaker Playback Volum、Captureとりあえず両方100に。
ヘッドホンがうるさすぎるけど、Headphonを下げればよいのかな?
escで終了。後はBluetooth、トラックパッド、明るさ調節、
キー操作での明るさ調節・音量調節・CD取り出し等。ここのNo.14、『マルチタッチを有効にする。』
4つのうち2つしかインストールできない。
無視して/etc/X11/xorg.confを書き換えると、
グラフィックに支障を来し
ローグラフィックモードでの起動となった。
しかもマルチタッチ使えるようにならず。
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