はやぶさカプセル、全国の博物館へ。JAXAiは廃止の方向

4日の文部科学省の中川正春副大臣の会見で、
はやぶさのカプセルを全国の博物館などで
一般公開する方針が発表された。

はやぶさのカプセルは相模原市の一般公開では2日で3万人を集めている。

8月中に宇宙航空開発機構(JAXA)が展示先の公募条件を発表、
早ければ11月にも、全国の博物館などでの展示を開始する。

15日から19日にかけてはやぶさのカプセルなどが展示される
東京・丸の内にあるJAXAの展示施設『JAXAi』は、
年間1億円近い経費は高すぎるとして事業仕分けで廃止と判定をされ、
現地を視察した中川正春副大臣は
『博物館などと連携してもっと有効に見ていただける方法があるのではないか』
と述べていた。

今回の発表はそこで考えられた一つの方法のようである。

JAXAiは廃止を目指すという。

つくばに日本の宇宙開発の歴史を展示する最大の展示館

国際宇宙ステーション実験棟『きぼう』
日本初無人補給船『HTV』
月探査衛星『かぐや』
小惑星探査機『はやぶさ』…etc

7月17日(土)、日本の歴代人工衛星の
実物大試験モデルなどが展示される展示館が
宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターに完成した。

展示されるのは試験モデルで本物とほぼ同じ。
宇宙ステーション補給船HTVは高さ10メートルにもなる。
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