会社員がスーパーコンピュータを抜いた日

 

長野県のとある会社員が
自宅のWindowsパソコンを使用し、
この度、円周率の世界最高記録に挑んだ。

5月4日から8月3日までの3ヶ月の間に
膨大な計算結果を保存するための22テラバイトのハードディスクと
インテルの最高級のCPU(パソコンの演算処理部分)
を搭載した百数十万円かけたというパソコンを使い、
世界記録の小数点以下2兆7千億桁を大幅に更新する
5兆桁までの計算を完了した。

計算が合っていれば世界一となる。
別の公式での最終桁付近の検算は一致したとのこと。

2兆桁を突破するまではスーパーコンピューターの使用が主流だったが、
最近ではパソコンで計算するケースも出てきているとのこと。

現在の世界記録2兆7千億桁もフランスのエンジニアがパソコンで計算した。

世界で初めて1兆桁を達成した東大の金田康正教授は
「別の公式で全桁をチェックしていないため不完全さはあるが
家庭用パソコンで長大な計算が行えるようになったのは確か」
とのこと。

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