今年3月、テンが侵入し、
野生復帰のための訓練中だった9羽のトキが襲われ死んだ訓練ケージが、
電気柵を張り巡らせるなどの大規模な改修工事を完了し、
11月の第三次放鳥に向け14羽のトキの訓練を再開した。
テンが侵入した3月には
ケージに多数の穴が見つかっていた。
それらの穴を全て塞ぎ、
周囲に電気柵やプラスティック板を設置、
外的がケージ側面を上ることを防いでいる。
5ヶ月ぶりとなる訓練の再開。
夜間もモニターで有人監視し、
週一回、職員がケージに入って様子を確認したいとのこと。
今回訓練の対象となるのはオス8羽、メス6羽。
適応が早いとして0歳のトキ4羽も含まれている。
0歳のトキを野生復帰訓練するのは今回が初めて。
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