Ubuntu（11.04）でLAMPP（Linux Apache MySQL PHP PHPMyAdmin）を構築！インストールと設定

LinuxOS、Apacheサーバー、MySQLデータベース、PHP、

そしてデータベース操作のGUI
（コマンドではなくマウスなどで操作可にする）の
PHPMｙAdminという、

WEB開発で一般的なサーバー環境を
LAMPPと呼んだりするらしいのですが
（PHPMyAdminなしでLAMPともよく言います）

LinuxOSの一つであるUbuntuで
この環境を構築するための手順を紹介します。

Ubuntu11.04にて確認した方法です。

案外、簡単です。
たった一行、端末に入力してenterを押してください。
次のとおりです。

sudo apt-get install apache2 php5 php5-gd mysql-server php5-mysql phpmyadmin
※長くて二行表示かもしれませんが一行です

これで全部入ります。
各パッケージのダウンロードが始まり、インストールされます。

インストールの過程では２種類パスワードを聞かれます。

システムに変更を加えるための、
ログインパスワード（管理者アカウントのパスワード）と、

データベースMySQLのパスワード。
これはMySQLの設定時と、
PHPMyAdminがデータベースに書き込めるようにする設定の
２回出番があります。

※WEBに公開予定であれば
ログインパスワード、データベースパスワード共に
大小英数の混ざった強いパスワードを設定しましょう。

そして最後の方で、
PHPMyAdminを設定する際に
どのサーバーと連携させますか、
みたいなことを聞かれます。

そこでApatchを選ぶわけですが、
今回の一連の作業で何が一番のポイントかって、
この選び方だとおもいます。

初心者にはどうやって選択するのかわからない！！

・・・その画面に来たら、
選択したいもの（Apache）にカーソルがある状態で、

＞＞＞スペースキーを押してください。＜＜＜

そうすると、聞いた話ですが、
*　がついて選択状態になるようです。

私は知らずに、
まんまと設定ミスしてあとから修正したので、
確認しておりません。。。（修正法は最後の方に掲載）

すべて完了したら、
ブラウザを立ち上げて　http://localhost/　にアクセスしてみましょう。

It Works !

と表示されていれば成功です。
（ファイルシステム（ルート）のvar/www/index.htmlが表示されている）

PHPも動いていることを確認してみましょう。

sudo gedit var/www/test.php
(新しいPHPファイルが作成されテキストエディタで開きます)

次のように記述して保存

<?php print_r (phpinfo()); ?>

http://localhost/test.php へアクセス

青を基調とした表が延々と続くページがでれば成功している。

つぎに、　http://localhost/phpmyadmin/　にアクセスします。
PHPMyAdminが正しくインストール・設定されていれば
PHPMyAdminのログイン画面が表示されるはずです。

ログインは、
アカウント：root
パスワード：MySQLのインストール時に設定したパスワード

でできます。

作業終了！！
あとは、不正アクセスされないように
パーミッションの設定などがあります。

ひとまずこれで、インストールは完了して
すべての機能が動作するようになりました。

もし、
PHPMyAdminが表示されなかったら、
もしくはインストール時にApatchの連携をしなかったら・・

まず、何故か表示されないケースは、
まずはApacheを再起動してみます。

sudo service apache2 restart

それでも表示されなければ、
連携を間違えたパターンの対処法はこちら

sudo ln -s /etc/phpmyadmin/apache.conf /etc/apache2/conf.d/phpmyadmin
もう一度再起動
sudo service apache2 restart

それでもダメな場合は、
インストールされているか確認してみましょう。
ファイルシステム（ルート）の、 usr/share/ に
PHPMｙAdminフォルダがあるはずです。