iOS5にしてからミュージックアプリ(旧内蔵iPod)で再生できない曲がある場合の原因と対処

 

iPhone4Sと共にiOS5がリリースされ
早速アップデートを試した人も多いのでは。

ところが、
『何事も無くアップデートができたらむしろ何処かおかしい』
といわれるほど、iOS5は気難しいようです。

Appleは、新しい機能を搭載するとき
消費者が混乱しないように外見を変えない

という法則があると言う人が居ます。

発表当初人々を落胆させた
『あまりかわってない外見』のiPhone4Sは
デュアルコアチップ搭載、グラフィック性能が7倍など
ハード面での大幅な性能の向上が施されました。

あたらしいiOS5も通知センターやiCloud、
Twitterとのネイティブ連携など
新機能がふんだんに盛り込まれています。

大きな変化を経て一筋縄に行かないらしいiOS5ですが
iOSの変化の波を受けて
ちょっとした問題が発生するのが内蔵音楽プレーヤーです。

どうも、ある条件がそろうと
iPhone(iPad, iPod touch)の中の曲が
うまく再生できない事態が発生するようです。

そしてその影響は、
内蔵プレーヤーと連携したアプリにも及ぶ、みたいです。

ある条件というのは、
iTunesと同期して楽曲を転送している場合、
「ビットレートの高い曲を 128 kbps AAC に変換する」
という設定が出来るのですが、
iOS5にする前に、これを利用していた場合です。

例えば、MP3や、WAV、AIFFなどで
高音質な設定でパソコンにインポートした楽曲があり、
「ビットレートの高い曲を 128 kbps AAC に変換する」
のチェックを入れていた場合です。

「ビットレートの高い曲を 128 kbps AAC に変換する」設定によって、
同期時に自動変換されて転送された楽曲が、
iOS5にアップデート後のミュージックプレイヤーで再生されない
(ついでにミュージックプレイヤーの挙動を狂わす)
ようなのです。

音楽再生・歌詞検索連動型アプリなどでも
正常に再生できなくなります。

これに対処するには
曲を入れなおすと、無事に再生されるようになるようです。

iOS5にする前に転送された曲でのみ問題が起きます。

iOS5にして以降に転送時自動変換をされたものは
無事に再生できるようです。

ですので
「ビットレートの高い曲を 128 kbps AAC に変換する」
は引き続き利用しても大丈夫です。

一旦音楽の同期を解除し、
iPhoneのなかの曲を空にし
もう一度同期し直すなど、
改めて転送し直すことで対処します。

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