Scientific Linux 6.3 を VMware Fusion にインストール

 

Ubuntuでサーバーを作ろうとしたら
CentOSのほうがネットで沢山事例が見つけられるから
設定とか簡単だよー、と言われた。

それでしらべると、どうやら
CentOSは一時期開発が滞ったとかで、
現在はScientific Linuxとやらが
CentOSに代わって人気が出ているらしい。

Scientific Linux は RedHatEnterpriseLinuxベースのLinux。
独習LinuxはDebian系、RHEL系をそれぞれ1つ取り上げているが、
第一版でCentOSだったRHEL系が、第二版ではScientific Linux になっている。
(Debian系の代表はUbuntu)

Scientific Linux は
米エネルギー省国立高エネルギー物理学研究所の
“フェルミ国立加速器研究所”や、
欧州原子核研究機構”CERN”が開発している。

CentOSにあってScientific Linuxに無い機能はない、
といわれる程度にCentOSと互換性がある模様。

というわけで、Scientific Linux を使ってみます。
Mac の VMware Fusion で 仮想環境構築を目指します。まずは https://www.scientificlinux.org/から、
6.3 LiveCD iso ディスクイメージをダウンロード。
64bit版(x86_64)を選択しました。

VMwareで「ファイル」→「新規」
「ディスクを使用せずに続行」

「ディスクまたはディスク イメージを選択」
ダウンロードしたイメージを選択。

オペ−レーティングシステム「Linux」
バージョン「Red Hat Enterprise Linux 6 (64bit)」
32bit(i386)の場合は(64bit)のつかないものを選択。

必要があれば設定をカスタマイズ。
ただしここの項目については、
マシン起動中でなければ変更することが出来る。

「終了」を押すと、
仮想マシンファイルの保存先が聞かれる。
保存先を指定すれば、マシンが起動する。

LiveCDから起動するので、
起動が完了したらディスクトップの
「Install to Hard Drive」をダブルクリック。

インストールウィザードが起動。NEXT。
キーボード配列を選択。NEXT。
StorageType選択画面。Basic、NEXT。
StrageDeviceがデータを含む可能性の警告ウィンドウ。
「Yes, Discard any data.」
コンピュータのHostname設定。適当に。NEXT。
TimeZone設定。Asia/Tokyo、NEXT。
rootパスワード設定。適当に。NEXT。
インストールパーティション設定。UseAllSpace、NEXT。
すべてのデータが消える警告。「Write Changes to Disk」。
インストールが開始される。

Complete、Close。
System、シャットダウン。
CD/DVDを切断
起動・・・インストールされたScientific Linuxが起動。

Welcome画面、Forward。
Create User、入力してForward。
Date and time設定、Finish。

以上!

仮想環境なのでハードディスク全体を使っています。
もし仮想化を使わず、MacやWindowsと一台のPCに共存させる場合、
パーティションなどお間違いのないように。

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