アレルギー反応は、アレルギー原と抗体が肥満細胞に作用し
肥満細胞からヒスタミンなどの物質が放出されることで起きる。
今回筑波大学の研究グループは
肥満細胞にヒスタミンなどの放出を抑えるタンパク質を発見。
そのタンパク質の働きを強める薬剤を開発することで
アレルギーやアトピーの根本的な治療が可能になるという。
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アレルギー反応は、アレルギー原と抗体が肥満細胞に作用し
肥満細胞からヒスタミンなどの物質が放出されることで起きる。
今回筑波大学の研究グループは
肥満細胞にヒスタミンなどの放出を抑えるタンパク質を発見。
そのタンパク質の働きを強める薬剤を開発することで
アレルギーやアトピーの根本的な治療が可能になるという。
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コウモリの超音波を浴びた虫は飛ぶのを止める。
飛んでいるコウモリに食べられないための
『同じ土俵で勝負しない』賢い作戦である。
前回記事⇒コウモリの超音波が持つ力(1)
参考⇒目がテン! ライブラリー
さて、世において最も賢いのは
良い意味でも悪い意味でも人間であろう。
人間は、この虫たちの賢い作戦を
さらにカシコク利用することを考えた。
・・・ところで、
『地震 雷 火事 親父』
という言葉があるが、
これを夏バージョンにしてみるとこうなるだろう。
――『日焼け 蚊 ハブ スズメバチ』。
さて本題は、この『蚊』である。
そう。蚊は虫である。
そして虫は、超音波を聞くと活動を停止する。
・・・人間は、
『超音波式虫よけ』を発明したのだ!
これは正々堂々と戦う殺虫剤・防虫菊・手で叩くでもない、
コウモリと蚊の戦いから生じた蚊の性質を利用するという、
まったく違う土俵で勝負してしまうずる賢さである。
コウモリが超音波を出すことはよく知られている事だろう。
コウモリ達は20~100kHzの音を発し、
周りからの音の反射で障害物の位置・距離を測る。
※なお我々人間の耳は聞くことの出来る音は約20kHzまで
(歳をとればとるほど、限界値は下がっていく)のため、
大抵この音に気づくことは出来ない。
・・・この超音波によって、
彼らは暗闇の中でも自由に飛び回る事が出来て、
餌となる小さな小さな虫をも捕らえる事が出来る。
さて、ここで虫の方の話をする。
虫たちは超音波を聞くことが出来る。
コウモリの超音波を浴びれば、
今天敵が己に向かって迫っていることを知る。
その時虫は、どうするのだろうか。
答えは、
『何もしない』
のだ。
いやいや逃げろよ!
本気で生きて見せろよ!!
・・・と、一瞬思ってしまうが、
飛んでいるコウモリに食べられないためには
飛ぶのを止めてしまうのがベスト。
虫たちはコウモリの超音波を浴びると飛ぶのをやめる。
『同じ土俵で勝負をしない』
なかなか賢い策である。
次の記事⇒ コウモリの超音波が持つ力(2)
京都大学と独立行政法人科学技術振興機構らの共同研究チームが、
空気中から酸素だけを取り込む機能を持った物質の開発に成功したそうです。
空気清浄機などのフィルターに
炭が入っていたりするのを見たことがあるでしょうか。
これまで気体を分離させるためには、炭のような、
内部が空洞で気体を取り込む性質のある多孔性物質が使われていました。
どうやら多孔性物質の細かい隙間に
目的の気体の分子を物理的に取り込む、という事のようです。
しかし、この原理を使用すると
分子が同じ大きさの気体は分けることが出来ません。
ちょうど窒素と酸素は同じくらいの大きさなので
いままで分離させることが出来なかったのです。
しかし今回、
酸素と結合させることの出来る電子を持った特殊な分子と
多孔性物質を合成した新しい多孔性物質を開発し、
空気中から酸素だけを物質内部に取り込むことに成功したそうです。
研究チームはこの技術を応用して
様々な気体を取り込む物質の研究を進め、
大気中の有毒ガスの浄化などが出来るようにしたい、
としています。
ゴキブリは、
洗剤をかけることで窒息死させることができる。
ゴキブリは、
腹にある穴(気門)で呼吸している。
ここは油で水をはじくようになっている。
しかし、洗剤をかけられると
油は洗剤をはじくことができない。
さらには、食器の油汚れが取れるように
ゴキブリの油もとられてしまう。
そして、気門がふさがってしまうのだ。
洗剤をかけられたゴキブリは
直後はジタバタと暴れるが、
じきに動かなくなる。
ただし、ゴキブリは呼吸が止まっても
45分間生命は維持される。
動かなくなったところで油断してはいけない。
暴れなくなったら、
新聞紙に包むなどして封印し
ただちに捨ててしまおう。
かける洗剤を泡立てておけば
直後のジタバタする動きも封じ込めることもできる。
泡状で噴射するスプレーに洗剤を入れておけば備えは完璧である。
ゴキブリの横側から、
斜め下に向けて足の辺りから羽へ向かって噴射すれば、
足の動きを泡で包んで無効化し
腹の下に入った洗剤が気門をふさぐ。
そして羽も泡によって封じられる。
続いて全方向から次々と噴射し
ゴキブリを泡の中に閉じ込めてしまおう。