不振のファミレス業界で一人勝ちを続けるサイゼリア。
ワイン100円、パスタ200円。
この値段のいったい何処から利益が生まれるのか。
一つの答えは、『掃除機を使わなくなった』事らしい。
店舗のデータを見たところ、
掃除時間にムラがあることを発見。
そこで、掃除機を使うのを止めた。
通路の幅に合わせたモップを導入し、
最短の掃除コースをマニュアル化。
その結果、およそ30分の掃除時間短縮を実現した。
結果、約800店舗で30分節約が365日・・・
一年で大体1億円の節約が可能となったとのこと。
人間の努力でコストを削減するには限界がある。
ソフト(人間)よりもハード(仕組み)の改善。
『売る、儲ける、努力させる』よりも
『売れる、儲かる、方法を変える』。
サイゼリアの入社試験は論理的思考を問う問題。
社員は多くが理系なのだそうだ。
国際競争が激しくなる中、
人件費の削減では途上国に敵わない。
こうしたハード面からのコスト削減を
武器にすることが出来たらよいと思う。
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