iPhotoの起動に関する問題は、
どうやらたくさん報告されているようです。
そして、
以下に一般的に言われている対処を並べておきますが、
今回僕のiPhotoが起動しない問題は
このどれでも解決しませんでした。
僕のケースの原因は
『NTFS』、『ブートキャンプ』がキーワードです。
このキーワードにハッとした人は、
以下の一般的方法は読み飛ばして、
後半へ行ってください。
・iPhotoの起動問題への一般的対処
起動が遅いときは、
iPhoto>環境設定>共有>『共有されている写真を検索』
のチェックを外すと起動速度が改善される可能性がある。
またcomandキーとoptionキーの同時押しで
ライブラリの再構築を試みる方法もある。
それでも改善しない、
またはそもそも起動しない場合、
ユーザー>ライブラリ>Preferences>com.apple.iPhoto.plist
(iphotoの環境設定が保存されているファイル)
を削除してみる。
それもだめなら
ユーザー>ピクチャー>iPhoto Library
(iphotoの写真・アルバムデータのパッケージ)
を、どこかに移動させてしまう。
(削除すると写真データは失われます)
さて・・・
ここまでやってもまだ起動しないなら、
いよいよ最終チェック項目です。
・日本語情報がまだ少ないiPhoto起動問題の原因
そのMacでは、
NTFSの書き込みを可能にしていないか?
『NTFS-3G』などを使っていないか?
僕の原因はこれでした。
参考:http://support.apple.com/kb/TS3640
The Mac App Store may become unresponsive after clicking the Updates icon at the top of the App Store window.
『App Storeが画面上部[アップデート]アイコンをクリックすると応答しなくなる』Resolution
Certain third-party Mac NTFS software and/or connected partitions with versions of Microsoft Windows that contain the NTFS filesystem may cause this issue.
『原因はNTFSファイルシステムのWindows、または第三者製のNTFSソフトウェアである』
これはAppStoreについての記事ですが、
この記事を参考に対処したところiPhotoが起動したという報告が。
つまり
『iPhotoやAppStoreは、NTFS領域があると応答しなくなる』
ということのようです。
上記サイトに書かれた対処は以下の通りです。
システム環境設定>Spotlight>『プライバシー』タブ
『検索から除外する場所』に『+』でNTFS領域を加える
(NTFSのBootCamp領域や外付けドライブを加える)
これで App Store のアップデートは正常に稼働し
iPhotoも起動するようになるようです。
注意:一度設定しても、Macを再起動すると
Spotlightの除外設定は解除されてしまうようです。
毎回Spotlightで設定してから立ち上げなければなりません。
僕の場合、 NTFS-3Gで
BootCampのNTFS領域に書き込みが出来るようにしていたので
システム環境設定>NTFS-3G>Disable
にしてみました。
(設定を反映する為には再起動または一度アンマウントが必要です)
すると、
クリックしてもピョンピョンとジャンプを繰り返した後、
応答しません でとまってしまっていたiPhotoが、
1回だけのジャンプで見事に起動するようになりました。
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