クックは言った。
iOS6でもっと賢くなったSiriが使えると。
期待した。
だが
どうやら無理だ。
一昨年買ったiPhone4も、去年買ったiPad2も。
なぜだ。
なぜ何時まで経ってもiPhone4やiPad2は
Siriに見放されているのか。
「I Love You !」
と、言ってやりたいのに。
・・・どうやら、
これはかなわぬ恋らしい。
iPhone4とiPad2がSiriを諦めなければならない歴然たる理由。
それは、Appleの4Sや3を買わせるための策略などではない。
ジョブズの美学に反する、彼の許容できなかった、
Siriを提供するための物理的限界が、
iPhone4とiPadに存在した。
That is、『バックグラウンドノイズキャンセリング』。。
Siriが音声を正しく、より鮮明に聞き取り解析するための
周囲の騒音・雑音を取り去るための技術が、
4Sや3はCPU、A5チップに搭載されている。
それが、A4チップのiPhone4にはない。
iPhone4のノイズキャンセリングは
口元で話さなければ効果が期待できない。
またiPhone4Sを凌ぐ性能のA5チップを搭載したiPad2でも
ノイズキャンセル用のサブマイクがなく、
優れたノイズキャンセルが期待できない。
iPhone4でもiPad2でも、
机において話しかける秘書のようなSiriが実現できない、
ということなのだろうか。
ちなみにSiriの音声認識技術を提供している開発元が出しているアプリ、
Doragon Dictation では、iPhone4でもiPad2でも音声認識することが出来る。
http://itunes.apple.com/jp/app/dragon-dictation/id341446764?mt=8 (無料)
驚きに値する精度だ。
なんだ、出来るじゃないか。。。
と思うのだが、ジョブズは許さなかったということか。
ということは、Siriの認識能力はもっと驚きに値するということなのだろう。
やっぱり、ますます使いたくなるのでした。。。
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