/*この記事はland.toでMediawikiを使用していた人向けの
かなりごく一部の人向けのお話になります。
また、にわタコは専門家ではありません。
趣味でいじる範囲の独自調査の結果です。。。@2010年8月16日*/
「Mediawikiをインストール出来る無料レンタルサーバー」
として知られていた『land.to』であるが、
運営元がAXXISSになってから広告システムが変更され、
従来の方法ではMediawikiを使用することが出来なくなってしまったようである。
問題の根源は、Mediawikiが
『広告が自動的に挿入される』サーバー環境において
正常に機能しないという事にある。
参考:http://www.mediawiki.org/wiki/Manual:Errors_and_symptoms/ja
そして、多くの無料サーバーにおいては
広告が自動で挿入されるシステムになっているため、
Mediawikiを使用することが出来ないのだ。
広告を手動で挿入するタイプのサーバーでも、
Mediawikiが使用できないケースもある(my-sv.netなど)。
land.toは、もはや奇跡と呼びたいのだが、
手動挿入が出来て、かつMediawikiに影響しないシステムだったのだ。
~従来のland.toでMediawikiを使う方法~
.htaccessに『LayoutIgnoreURI *.*』と記述。
index.phpに 『include ‘/ad/bn.p’;』と記述。(if.land.toの場合別設定)
しかしland.toのAXXISSになって以来のサーバー仕様変更で
『include ‘/ad/bn.p’;』が使用できなくなってしまったようである。
さらに従来のhtaccessの指定では、
広告の自動挿入システムの影響も排除することが出来ない。
そのままの状態でMediawikiにアクセスすると
『・』だけ、とか、そんな表示になってしまう。
というわけで、
これは困った!なんとかしよう。 と、
寝る間も惜しんでいろいろな方法を試してみた。
しかし結局、残念なことに
land.toで規約に違反せずにMediawikiを使い続ける方法は見つからず。
けれども新しいサーバーなど、解決策を見つけるまでの応急処置として、
land.toにおいて見られなくなってしまったMediawikiを復活させる方法を見つけたので、
もし同じようにお困りの方がいたら、『自己責任』で利用して頂きたい。
以下にその方法を紹介する。
『.htaccess』ファイルを作成。
中に次の通り記述する。
LayoutIgnoreHeaderURI *
LayoutIgnoreFooterURI *
これで、ヘッダー広告、フッター広告共に停止された。
広告の自動挿入機能が停止したので、
Mediawikiは正常に機能するようになったハズである。
しかし、広告挿入を強制的に停止しており、
代替の手動挿入広告もない状態なので
これは規約違反に当たる。
サイトが削除されても当方は一切の責任を負いませんので
この情報の扱いは各自の自己責任としてください。
移転先の代替のホームページサービスとしては、
今までと同じレベルの条件で探したければ
(サブドメイン対応)、MySQL対応、PHP4以上、(PHPMyAdmin対応)、
等を条件として探すことになる。
さらに、手動広告挿入でもMediawikiに影響することがあるので
広告無しを探すことになる。
と、もう殆ど選択肢がない。
当てはまる条件のサーバーは全部有料か、
個人の運営する自宅サーバーを抽選や審査を経て使わせてもらう
という事になる。
にわタコは現在審査待ちです。。。
サブドメインをあきらめれば、
無審査の所もあると思います。
PHPMyAdminが必要なのは、
現在のland.toのデータベースをエクスポートしたものをインポートするためです。
新しく作り直すのなら不要です(→PF-X.NETなどがあります)。
・・・PHPMyAdminが利用可能かどうかは表示されていないことが多いです。
移転先のデータベースにはland.toと同じ名前のデータベースを作成しましょう。
(パースワードも同じに。もしDB名、PASSが勝手に設定されたら、は後述)
そして『DROP DATEBASE』『DROP TABLE』『IF NOT EXISTS』にチェックを入れます。
ZIP方式などで実行、保存、移転先でインポートすればいけるはずです。
(DROPは上書き。
レンタルサーバーではデータベースは一つしか作れないのが大半。
従って、同じデータベース名で作成しておいて、上書き。
バックアップではなくて新しく全部つくるので、IF NOT EXISTにもチェックを入れてみた。
けれどもこれはどんな機能なのか知らないので、当てずっぽうです)
そしてMediawiki本体をFTPで全部丸ごとダウンロード。
移転先にアップロードして、そのまま使えるハズ。
もしもデータベース名が移転先のサーバーによって決められてしまっていた場合、
テーブル毎にエクスポートとインポート。
そしてMediawikiのLocalSettings.phpの中を編集し、
データベース名と、パスワードも必要であれば編集、
それからアップロードする。
もういっそ、有料サーバーでいいや、
という人には、月額208円レンタルサーバーをご紹介しておきます。
にわタコのBlogはここで運営しています。
PHP5が使えるので、最新のMediawikiも使えます。
(land.toではPHP4のためMediawiki1.6を使わなければならない)
しかし、今問題となっているにわタコが管理するMediawikiは、
団体で使っている物だから個人のサーバーには入れられないんだなー。
(引き継ぎが出来ないので。。。困った。)
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