アメリカから一時帰国していたトヨタの男性社員が
名古屋市の医療機関で診察を受け、
簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応がでました。
名古屋市衛生研究所がPCR法(遺伝子検査)で検査し、
結果H3型の香港型であり、
H1型の新型インフルエンザではないことが確認されました。
また横田基地のアメリカ人乳児の検査は
当初アメリカへ検体を送っての検査が考えられていましたが
国立感染症研究所で検査が行われることになったようです。
※検査開始から結果が出るまでにかかる時間は
PCR法の検査は6時間、
確定診断の検査は1~2日です。
現在、国内の
新型インフルエンザ感染確認は0件、
疑いが有り検査中が1件、
検査で新型でないことが確認されたのは3件です。
・なぜ検査に時間がかかるのか
現在日本には新型インフルエンザのDNAがありません。
そのため最終的に断定するには確定診断(1~2日)が必要です。
10日には米から国内各製薬会社にウイルス株が提供される予定で
ウイルスのDNAが手に入ればPRC法でも
新型インフルエンザの判定ができるようになるそうです。
またワクチンの製造も可能になります。
~最新情報~
香港を訪問中のメキシコ人男性が
新型インフルエンザに感染していることが確認されました。
アジアで初の新型インフルエンザ感染者です。
この記事はお役に立ちましたか?